実は、先週の木曜日、IONの銀座梅林に行ったときに、本当はこのゴーゴーカレーに行きたかったのですが、翌日の10/16からオープンとスタッフの人に聞いて、ちょっと残念、それで、2番目の候補であった梅林のカツカレーを食べました。
このゴーゴーカレーは石川県金沢市が発祥で、金沢カレー特有のコクのある黒いカレーを使って日本でカレーチェーンNo.1のCoCo壱番屋を猛追している?人気店舗です(CoCo壱番屋は1,000店舗超えですが)。Jinは大のカレー好きであり、上海にいるときもCoCo壱番屋の常連でした。CoCo壱番屋は上海でも、自分のいた間にも急速に店舗を広げていました。とても馴染みのある味であったので、週一で通っていた気がします(笑。
実は、このゴーゴーカレーがシンガポールにできる前までは、いったいいつになったらCoCo壱番屋が進出するのかいつも考えておりました。というのもこれといったカレーショップの美味しい店がなくて、致し方なく本場インドカレーのお店に行っていましたが、Jinはどちらかというとこの日本式カレーというか、このCoCo壱番屋/ゴーゴーカレーの味が大好きです。久しぶりのゴーゴーカレー、美味い!!よくぞ出店してくれました。ただ、出資はみなさんの良く知っているENグループを率いている香港系の経営です。オーナーはレイモンド、香港生まれシンガポール人だそうです。
このカレーチェーン店でネタを一つ。
よく考えると気づくのですが、日本では多店舗展開で成功しているカレーチェーンが非常に少ないのが現実です。オーナーの視点で考えると、実はカレーで同じ味を各店舗で実現するのは至難の業であると。仮にこのオーナーが自分の店をセントラルキッチンのようにして、そこから何種類もの香辛料を混ぜ合わせた同じカレー粉を供給しようとすると、そのオーナーは毎日カレー粉作りに追われとても重労働になる。そうなるとカレー店は、自分のお店のカレー粉レシピをカレー粉の供給元に提供して作ってもらうしかない。実はこのカレー粉の供給元が日本ではS&Bとハウス食品の2社しかない、寡占市場なのです。その供給を握っている2社のいずれかに、レシピに基づいてその店独自の魔法の調合カレー粉を作ってもらうしかない。ところが、このカレー店が仮に人気が出て成長しようとしてくると、この2社がしきりに出資をほのめかすそうです。もしそれを断るとカレー粉の供給を止めると。まるで独占禁止法違反的行為ですが、往々に行われているそうです。実際、かのCoCo壱番屋もハウス食品が筆頭株主です。きっと、ゴーゴーカレーの成功も、S&Bもしくはハウス食品の傘下に入ることだと思います。
ゴーゴーカレーの味は好きなので是非負けずに成長して欲しい、株式を公開したら是非いっとこっと。
Go! Go! Curry! Singapore
2 Orchard Turn, #B4-54/55, Singapore 238801
Tel:+65-6509-4555
Opening Hour: 10.00am – 22.00pm
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