堕ちた？ なんでんかんでん

久しぶりの日本なので、美味いラーメンが食べたく、昔、下北沢に住んでいた頃、友達と夜な夜なよく通っていた環七の「なんでんかんでん」に、久しぶりに行ってみた。

店の少し手前にコインパーキングがあり、車を停めるが、何やら寂れた看板。看板には無料の文字の上に100円返金しますの文字。何か変だなと思いつつも店の方へと歩いて行くと、少し店構えが変わっており、いつもあった長蛇の列は無くなり、店は少々小さめ、私以外に2組の客のみ。一瞬「ヤバイ」と思いましたが、案の定。。。とりあえずは昔好きだった「ねぎばかラーメン」を注文、あれ？950円もしたっけ？。出てきたラーメンを食べると、ちょっとスープがぬるめ(泣。また、大好きな辛子高菜を入れようとすると、少し臭い匂いが。まぁ普通には食べれましたが、昔のような感動は全く無く、逆に感動が無いことにショックで考えさせられました、このブログに載せる写真を取るのも忘れて。

1987年に登場し一世を風靡した「なんでんかんでん」、残念だが、その面影は既に無く、過去の思い出でしかありませんでした。別の見方をすれば、周りのとんこつラーメン店の味が美味くなり、既に特徴が無くなってしまったのかもしれない。確かになんでんかんでんは、とんこつラーメンの美味さを東京で広めた有名店であったのは紛れもない事実であったが、今は東京に限らず、何処でも美味いとんこつラーメンを食べることができるようになった。難しいね、継続は。

ちょっと悲しい思いがしました。

なんでんかんでん
東京都世田谷区羽根木1-8-7　山口ビル1F
03-3322-2539

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