2010/09/24

シンガポールF1開催

とうとうやってきました、シンガポールF1開催。今年はマライヤキャリーを呼んだりと派手な演出で盛り上げておりますが、日本のF1好きの人たちの中には、間近でザウバー所属の小林可夢偉の走りがみれると、日本から多くのファンがシンガポールに訪れていると思います。

昨日、シンガポール日本人小学校(クレメンティ校)に、この可夢偉が訪問し、小学生のみんなを喜ばせたそうです、うらやましい!彼には有名な負けず嫌いの逸話があり、Jinもファンの一人です。小学6年生の時に、当時天才カートドライバーとしてTVに出演した小林は番組の中で、当時生だらでカート対決をとんねるずと繰り返していた定岡正二と対決、定岡側に2周少ないハンデをつけたにもかかわらずぶっちぎりで勝利を収めました。続いて、元F1ドライバーの鈴木亜久里が登場して対決をしたのですが、番組上抜きつ抜かれつの良い対決に見えたのですが、勝者となった小林は、家族や参加者から祝福を受けて笑っているにもかかわらず、涙目になっていたシーンは当時印象的でした。スタジオの司会者からインタビューを受けると、「悔しかった。遊ばれとった。」と答え、子供ながら小林は自分の未熟さと実際のF1ドライバーとの力量の差や違いを大いに感じ、亜久里に手を抜かれて勝負されていた事を理解した上での悔し涙だったと語っています。彼がF1ドライバーになった以降もこの悔しかった心境を鮮明に覚えていると発言しており、この番組への出演が、この悔しさがバネとなり、彼のF1ドライバーへの夢を叶えた大きな原動力となったといっても過言ではないと思います。

その後、彼は自動車メーカーの支援無しに、自力でF1ドライバーの権利を勝ち取った実力派であり、Jinも応援しています。

可夢偉、がんばれ!
  

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